Heel cracks and over CACUU

アンコールがおわり。

涙と鼻汁でグチャグチャになったブス全開の顔で

逃げるように TAKE OFF 7 をあとにした。

胸の真ん中あたりが苦しくなって

早く外の空気が吸いたかった。

あープレゼント渡したいのにこんなんじゃ無理だーと、、、

とりあえず、メガドンキに行って

踵がツルツルになるガラスのヤスリを探し歩いた。

軽石みたいなのはあるけど、ガラスのやつがなかなか見つからない。

見つからないのが悲しいのか

踵がガサガサなのが悲しいのか

それともチャリを盗まれたからなのか

はたまた冷蔵庫が壊れたからなのか

ドンキでも油断すると涙がこぼれてくる。

どうしたというのだろう。

これはあまりにもだ。

なんとかプレゼントを渡し、家路を急いだ。

理由がほしくなって。

帰り道、ひとつ前の駅で降りて

歩いて帰った。

一駅分。

涙の理由をずっと考えていた。

いろんな考えが

浮かんでは消えて

そして、ポツンと残ったものを見つけた。

嗚呼、、、

オイラの物語もまた

ひとつの終わりを迎えたんだと。

心から誰かの幸せを願う時

そこには痛みが伴う。

そっか。

オイラ痛いんだ。

彼らにもらったものは大きすぎて

とてもじゃないけど返せない。

だからね。

オイラも彼らのように

歩き出さなきゃいけないんだ。

GLASS TOP 

CACUU卒業公演「over CACUU」

旅立つふたりの勇者達へ

今、心から。

卒業おめでとう。

そして

最高のライブをありがとう。